2011年を振り返る。

20日とちょっと前はまだ去年だったんですけどねー…。
2011年はーほんとにわけのわからない年で、あっというまに時間が過ぎていってどうしようどうしようって思ってたら今年になってました。思い出せば楽しい事もいっぱいあったし、ドラマも見てたし、映画も見たし、好きな人も追いかけまくったし、ツイもしたし、家でごろごろも週末にブワーッと出かけてたりもしてたけど…手に取ってもすぐ手からぽろぽろこぼれ落ちてくような感覚が残る変な一年でした。これは身体の中にちゃんと入ってるのかな、どうなのかなって不安になるくらい。だからブログをもう一回やろうと思ったんです…けど…ね。(結果的にやれなかった)

では、いまさらですが去年見たもののことをすこしだけ振り返ってみます。



【映画】
GANTZ洋菓子店コアンドルGANTZ PERFECT ANSER/コクリコ坂から神様のカルテモテキ/映画 怪物くん

もっと見てたようなつもりでいたんだけど…半券と記憶が残ってたのはこれだけだった…(がくり)アイドル関連の映画をたくさん見てたんだ。2011年。そんな一年だったから、いちばん印象に残ったのは…神様のカルテだったかな。映画化が発表されたときに原作を読んでいて、これは一体どんな映像になるんだ、どんなイチになるんだ…とそれはもういろんな想像をめぐらせて。ワイドショーで見た映像にどきどきしながら待って待って…。雑誌でイチ先生のビジュアルが公開された時の衝撃は大きかった。これは今まで見た事無いさくらいが見れるぞ…と。いざ、初日に見に行った後はあの世界に持ってかれてたまんまになって劇場を出てからぼんやりして。なんなんでしょうね…過去の経験やイチが声を詰まらせながら語った仕事の話が直接自分に触れてきて泣いてしまったのもあるし、あんなにファンタジーな栗原夫妻がびっくりするようなリアルをどーんと見せつけて終わってしまうのもあるし。あれ、サプライズがあるって聞いてたからうすうす気づいてたけど、びっくりした(笑)ふわっと漂わせて見せたのも、イチらしい反応もあの夫婦らしくてとても好きなんだけど、びっくりした(しつこい)
深川監督の見せ方が私の好きな見せ方だったのもあって、映画のお話だけでなく見ていてとても楽しかったなぁ。(坂を登ってくるカットが毎回同じだったりとか)結果2回見に行って1回目は全体を2回目はさくらいしょうの仕事を見てきたんですが、ほとんど笑わない疲労でぼんやりした表情にはさくらいしょうがちらつく事もなく、ぐっと引き込まれたままでした。深川監督、またさくらいくんと共犯になってください。見たことのない彼をもっと見てみたいです、私は。


【ライブなど】
SAKEROCK(MUDAツアー)/鶴瓶噺ゴッホ展/京セラドーム(でお買い物)/レンブラント
えー…音楽関係はサケしか見に行ってなかったのか!(年末は体調不良で断念)というか…たったこれだけ…。平日にライブを見に行こうと思ったら、どうしても仕事を休まないといけない生活ゆえ、仕方ないですね。鶴瓶噺はずっとずっと見に行きたくて、念願かなってやっとあの1人喋りを生で堪能してきました。オーバーオールが似合って、かわいくて素晴らしい話術を駆使する恐いおじさんでした。そう!あと、声だけの出演で池脇千鶴ちゃんが来ていて感激したなぁ。うぉぉ!ジョゼだぁ!って。紹介されるまでまったく千鶴ちゃんだと気づかないくらい上手くて、とってもチャーミング方でした。あと…まだなんか見に行ったはずなんだけどな。半券と日記って大事だわ…。そうだそうだ、ギャラリーの小さな展示会にはよく行ってました。になみか先生撮影のむかいり写真展とか。(うっかり同じシチュエーションで撮影されているじたんを脳内生成してしまって反省した)
京セラドームはBWツアーの初日にお友達とグッズだけを買いに遊びに行きまして……気合いを入れて暑さ対策をしていったら一秒も並ばずに買えてあっという間にお買い物が終わってしまったというね。あはは…。あの時買ったペンラは今年ようやくその役目を果たすことができ感無量です。おつかれさま、生首ペンラ。


【そのほか】
「謎解きは ディナーの あとで」
去年の後半のほとんどを持っていかれたのはなんといっても謎ディでしょうねぇ…。最初の噂は春くらいでしたっけ?ね?あの小説をさくらいがやるらしいというのがふわっと流れ出した時にしやがれで装丁のイラストを描いてた中村さんと大野さんが共演して「で、謎解きはどうなった?」ってつぶやいたんだよ、確か(笑)どうなんだどうなんだってじりじりしすぎたのか、正式発表される前夜にニュースを知って、執事と翌日の仕事のことで頭がぐっちゃぐちゃになって明け方まで眠れなくなったんですよ。熱って、好きって、恐ろしいです。
執事のキャラクターゆえのあのビジュアルも賛否両論あったし、演出も好き嫌いが分かれていたけど、あのテレビ局の作るコメディのドラマの独特の雰囲気が好きだったりするので最後までその熱を保ったまま楽ませていただきました。
さくらいくんはいい役もらったよねえ。ああいう特殊な決め台詞とかスタイルがあるキャラクターを演じるっていうのは後々大きいよ。じわじわと執事のキャラが立ってきたのなんてまさに連ドラの醍醐味だったし、回を重ねるごとに執事のヲタク性がむきだしになって私が愛してやまない「仕事ができすぎる変わり者役」になってくれてもえたなぁ!執事がしっくりなじみはじめたあたりからビジュも右肩上がりだったし、畳み掛けるような毒舌も、ふざけた演出も、時々見せる優しい顔も、ストーキング業務も、ティータイムの表情も(素晴らしかった)、絶妙なタイミング外す眼鏡も(メガネを外すとさくらいだけどさくらいじゃないマジック)、ラスト二回で見せた怪しい表情も(秀逸)、ぜんぶ楽しかった。小さいこだわりを見るのも好きでした(紙芝居のクレジットとかロボとかクイーンQとか)。毎週好きだった所を書き残しておきたかったよ。
ストーリーと執事以外に一切触れてませんけど(笑)そもそも…原作も謎解きがすごく重要な話じゃないですもん。むしろあれだけライトで短い話をよくあそこまで広げたものだと拍手を送りたいです。そうそう…お嬢様かわいかったねぇ。原作と血と違うけいこちゃんのコメディのお芝居好きだから、しろめむいたりぷくぷくしたりするのをほくほくしながら見てましたよ。最終回を前に影山をあれだけ怪しく煽っておいて開始十分ほどで笑いでひっくり返したのも、このドラマらしくてよかったです。ええ、ええ。
そのうちまた続きが見られそうな気がしてしょうがないので、静かに春を…DVDの発売を待とうと思います。